第十話
1434年にスタートしたドイツ最古のクリスマス・マーケットとして有名なドレスデン。ここを訪れた2014年は580年目を迎えていました。
マーケット全体がライトアップされ、キラキラと光り輝くマーケットはまるでおとぎの国のよう。
この人形が飾られた木製のクリスマスツリーがここのシンボルとなっています。
丸天井が印象的な、ドレスデンのフラウエン教会(聖母教会)は、第二次世界大戦で破壊され、戦争の傷跡として瓦礫の山の状態で残されていましたが、戦後60年を経た2005年に見事、元の姿に甦りました。この教会もこのクリスマスシーズンご覧のようなイルミネーションで美しく飾られます。
ザクセン州の国立歌劇場、ゼンパーオーパー。この重厚な建物のライトアップもいかにもドイツ、質素で堅実、クリスマスツリーも控えめ。落ち着いたドイツらしいクリスマの情景でした。