第十八話
豪華なクリスマスツリーですね。飾ってある部屋も絢爛豪華ですが。
19世紀後半、当時はまだ若き建築家に過ぎなかったシャルル・ガルニエが設計し、今では国際的に知られる華麗な佇まいとなったオペラ歌劇場です。この華麗な劇場のクリスマスツリーは、大階段を上がったところにあるグラン・フォワイエ(大ホール)の入り口に飾られています。クリスマスのこの時期だけのものですが、この大広間の豪華さがより一層華やかな雰囲気になり、
御覧ください、この豪華さ。ヴェルサイユ宮殿のようですね。
この大ホールは、高さが18m、長さが154m、幅が13mで、この広間の柱、天井、床などの装飾はどれをとっても素晴らしいものばかりです。
大理石の大階段のある正面テラスもご覧のように豪華。ここに佇むカップルも映画の一シーンのように馴染んでいました。
劇場内で必見なのは、「夢の花束」と言われる有名なシャガールの天井画と輝くクリスタルのシャンデリア。
天井画は、有名なオペラ・バレエ作品、そしてパリの風景が描かれています。
パリオペラ座のクリスマスの情景でした。