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クリスマスの夜には、、イスラエルのお話し。


今日はクリスマスイヴ、数年前訪れたイスラエルの写真整理の日には最適?と言うことで、キリスト縁の地を巡ってみましょう。

まず初めはこの場所。ナザレにある受胎告知教会です。

『新約聖書』に書かれたイエス誕生の神話、、、 ある日、ヨセフの婚約者・マリアのもとに天使・ガブリエルが現れて、彼女が処女のまま男の子を身ごもったことを告げる(受胎告知)。そしてその子が神の子であり、イエスという名をつけて育てることをふたりに指図する。

このお告げを受けた場所がここです。

この教会は、マリアが受胎告知された洞窟(もとマリアの家)跡とされており、356年にコンスタンティヌス帝の母エレナにより洞窟跡上に最初の教会が建てられました。その後、1969年にフランシスコ会により新たに再々建されました。現在の教会は古色蒼然たる感じはなく、現代様式で非常にセンスの良い上品な教会になっています。

次にいよいよキリストが生まれた場所、ベツレヘムの聖誕教会です。

聖母マリアがイエスを産んだ伝説の地に建つ聖誕教会。1700年の歴史を誇る世界最古の教会のひとつであり、現在も数多くの信者が訪れる聖地中の聖地です。

地下にある写真の祭壇の奥の床に、14の角を持つ銀の星がありますが、ここでイエスが産まれたと伝えられています。

最後はエルサレムをご案内。

神殿の丘からケデロンの谷を挟み、東側にあるのが標高825mのオリーブ山です。ここには、イエスの足跡が数多く残され、キリスト教徒にとって神聖な場所となっています。

ゲッセマネの園  ゲッセマネとは、ヘブライ語で油搾りを意味しています。かってはこのあたり一面オリーブ畑で、オリーブの精製が盛んに行なわれていました。現在庭園には8本のオリーブの木が昔から受け継がれています。ここは、イエスが祈りのためによく訪れる場所で、弟子たちとの最後の晩餐を終えたイエスが、このゲッセマネの園に入り、このあと起こるできごとを予感しながら、血のような汗を流し、父なる神に祈りを捧げた場所でした。

万国民の教会  イエスが最後の夜、苦悶しつつ祈って過ごしたゲッセマネにある教会で、4世紀に建てられ、1919年に再建されています。その祭壇の前には、イエスが祈りをささげた岩の一部が置かれています。

次は、エルサレム旧市街の中心部にあるヴィア・ドロローサ(苦難の道)

イエス・キリストが十字架を背負って歩んだ道です。

ゴルゴダの丘の聖墳墓教会まで、聖書に書かれた14の留(ステーション)=倒れた場所、があります。世界中からここを目指して多くの人々がやってきます

(第3場)

 鞭打たれたイエスには、体力が残っていなかった。やがてイエスは十字架の下に倒れ伏した。

聖墳墓教会(第10場以降はこの中にあります)

ゴルゴダの丘があった場所。ここで十字架にかけられる。

イエスが十字架から降ろされた石。 ここでイエスの体に油が塗られ、 清らかな亜麻布(あまぬの)で包まれた。

聖墳墓教会の中にあるイエスの墓。

イエス、墓に葬られる(第14場)

 「ヨセフは体を受け取り、清らかな亜麻布(あまぬの)で包み、岩の掘らせた自分の新しい墓にそれを納め、墓の入り口に大きな石をころがしておいて、立ち去った。マグダラのマリアともう一人のマリアとはそこに残って、墓の方を向いて座っていた。」(マルコ福音書)

このお墓から蘇って信者の前に現れたのが「復活祭」イースターなのですね。

以上クリスマスに相応しい写真を整理してみました。

昔々世界史の教科書に出てきた場所を目のあたりにして、クリスチャンでもない私でも敬虔な気持ちになりました。

Merry Christmas !

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